検定講座2016-08-01
二級家具製作技能士の実技試験は与えられた課題の製作があり
授業の大半の時間は課題に出てくる仕口の練習になります。
検定で使う仕口は
斜め五枚組継
通し二枚ほぞ継
両面腰欠き木ねじ留め
両面留形包み五枚蟻組継の四種類。
各仕口がきっちりつくれるようになるために、
墨付けには白柿や毛引き、手加工は鋸やノミや鉋などの基本的な使い方、
木工の基本になる墨付けを学びながら加工をします。
初めての仕口では墨付けを覚えるだけでも大変ですが、
何度も練習することで習得し、試験に備えて加工スピードを上げることも目標に置きます。
このほかにも鉋、ノミの仕込みや刃の砥も練習します。
各仕口が一通り終われば、すべての作業を通してできるように練習し
実技試験と同じ時間、同じ環境で模擬試験をして本番でも余裕を持って臨めるようにします。
筆記試験も講師の効率的な勉強方法で対策ができるので
本番の試験を迎えたとき、みなさんに自信をもって試験を受けていただけます。
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