3級家具製作技能士検定対策講座2018-10-12
昨日の夜は3級家具製作技能士検定対策講座がありました。
初回の授業は説明だったので今回が実質初めての授業です。
まず最初に学ぶのは加工ではありません。その前に必要になるのが砥ぎです。
刃物が研げないことにはどの加工もうまくできません。
3級の講座ではみなさん替刃の鉋を選ばれたので、鑿の砥ぎから始めます。
といってもいきなり砥ぎ始められるわけではありません。
鑿は冠(かつら)という金物を仕込むところから始まります。
それができればやっと刃物が研げます。
みなさんガイドを使って砥いでもらっていて、手で砥ぐのに比べると簡単なのですが、
慣れるまでは調整が難しかったり、傾いたりときれいに砥ぐのは意外と難しく皆さん苦戦されていました。
自分が砥いでいる最中の刃物の状態がどうなっているかを確認し、
どういう状態にすればいいかをイメージして作業しなければいけません。
これは砥ぎに限らず、加工についても同じです。
それをどれだけ意識て作業ができるかが木工が上達する一つのポイントになると思います。
さあ来年の試験までみんなで頑張りましょう!
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