本年度の募集は終了しました。
2019年度 2級 1級 家具製作技能士検定対策講座 募集開始

都道府県知事が実施する技能検定制度の一種で、家具製作に関する学科及び実技試験に合格したものが有する国家資格「家具製作技能士」


ウッドロードとBASEの2つの教室がタッグを組み、2016年度から開講した「家具製作技能士」検定対策講座。
2019年度も国家資格取得に向けての特別講座を開催します。

この講座には鋸や鑿、鉋などの手工具のプロの使い方はもちろん、墨付け、基準面の考え方、課題の各仕口加工がより精度が出て早くなる方法など、今まで教室で培ってきた独自の技術や知識を詰め込んであります。


【動画】家具製作技能士 職業訓練指導員って何?


単に試験に受かるだけでなく生涯使える木工技術が学べます

2019年度家具製作技能士検定対策講座2級第二期生募集要項1級第1期生募集要項


第一期生10名全員合格/2017年度2級家具製作技能士検定講座第二期生15名全員合格 受講生の声

2017年度受講生・2級 15名合格
Yさん
対策講座を受講して、授業内容は先生が丁寧に教えてくださり、受講生それぞれの癖を見抜いてどうすれば綺麗に速く出来るかという事を一緒に悩んで考えてくださりました。
受講生の人数だけその苦戦する悩みがあって、それを横目で見る機会があるのでなるほどと思え、1人でやっていたら何が駄目だったのかという事が分からないので、1コマ1コマの授業がとても有意義でした。
また、この対策講座で同じ目標に向かう仲間と出会え、木工好きの繋がりができ、本番の試験でも心強く、1人だと緊張で本来の力が出せていなかったと思います。
今回対策講座を受講して良かったです。
ご指導して頂いた先生、同じ目標に向かった受講生の皆さん、本当にありがとうございました。
Mさん
手加工の難しさを身を持って感じた約7ヵ月の家具技能士講座が終了し長い受験勉強から解放されました。
思えば忙しいことを理由に練習せず授業を受けていたような気がします。
努力も無いまま日々を過ごし一人取り残されたかのように追い込まれた日々。
そんな焦りと不安の中で自分に出来るのか?とずっと葛藤していました。
先生方に指導してもらうも自分の不甲斐なさに溜め息ばかりでしたが 、それでも先生方は全員”合格”を目指し必死でフォローしてくれました。
遅れを取り返すかのように補講に足繁く通い後半はほぼ無言で練習していたように思います。
いつも追い込まれてから行動するので反省ばかりでした。
最終的には努力をした分結果として身についていたような気がします。
長いようで短かった7ヵ月間。先生には本当にお世話になりありがとうございました。
共に過ごしてきた生徒の仲間ともお別れし 寂しいですがきっと”ものつくり”を楽しんでいるんだろうなぁと そして待ちに待った合格発表 2級家具製作技能士検定の試験 合格通知がきました(´▽`)
今年の1月から半年間講座を受講していろいろ大変でしたが無事合格出来て良かったです
Kさん
ウッドロード2級家具技能士検定講座を受けて木工の技術を身に付けたい、でもやり遂げられるか不安で迷っていた時背中を押してくれたのは木大好きの先生でした。
そうしてわたしの2017年の思い出はほとんどウッドロード家具技能士検定講座といってもいいぐらい濃厚な半年間になりました。
受講して良かった、そう思える大切な時間になりました。
墨線の引き方からのみの研ぎ方まで 覚えることは多かったですが、授業は毎週本当に楽しかった。
見ているだけで元気になるとても楽しそうに笑う先生がいて、さりげなくフォローしてくれる優しい目をした先生がいて、そして並々ならない熱さと思いやりを持った先生の授業。
やり遂げられたのはこの3人の先生方と、同じ志を持つ仲間たちのおかげです。
一生懸命になることが少なくなった生活の中で、必死で頑張る時間を持てたことは貴重な経験でした。
暑い中試験に必要な重たい道具を持ち、出来るだけのことはやったと思うけれど不安と緊張の試験当日の朝、先生が現れた時は 本当にほっとしました。
緊張が解け安心したみんなの顔を思い出します。木の神様に祈願して一人一人に買って来てくれた御守りを先生から受け取った時は胸がいっぱいになりました。
頑張るしかない、みんな同じ気持ちになったと思います。そして全員での合格。本当に嬉しかった。
何にもわからない不器用な自分を合格に導いてくれた いつでもあたたかく全力で指導してくれた3人の先生方と、励まし支えてくれた大切な仲間たち、ものすごく楽しい半年間をありがとうございました。
Tさん
現代の主流家具(主にフラッシュ家具)ではほとんど使わない様な加工方法、手間が増える為敬遠されがちな手加工を学ぶ事で改めて基礎の大事さを感じました。
機械加工は素晴らしく精密で早いがそれらは全てこの基礎の上に有り、この基礎があるのと無いのとでは見え方が少し変わった気がします。
熱い先生方の元、素晴らしい仲間と一つの目標の為に頑張れた時間は本当に貴重な体験になりました。
2017年ウッドロード家具製作技能士検定対策講座の様子
1級家具製作技能士3名合格 受講生の声
2017年度受講生・1級 3名合格
Wさん
二級と違い、何度組立てまでやっても、仕上りが一定せず、苦労しました。
実技試験まで、約2ヶ月前から仕事を終わって、毎晩墨付け、作業手順の確認を行いましたが、本場では最終段階でのカンナ仕上げで手順を間違うミスしてしまいました。
これは致命傷ではないものの、組手もイマイチのところもあり、実技は不合格と思っていました。
しかしながら、なんとか合格できたのは、半年間に亘る両先生の適切、熱心なご指導の賜物と感謝しています。
これからは一級に恥じないよう、木工全般について、一から勉強して行きたいと思っています。
Aさん
昨年、二級を合格し届いた銀バッチが嬉しくて次は金バッチ!と今年一級を受験 一級の講座は二級と違い研ぎはなく4つの仕口の練習から始まりました。
が、一級の仕口の留めは、高等数学のようで何本もの墨付けがあり、はじめは何のことやら? まるっきり分からず、ただ先生の教えてくれた順番通りに墨付と鋸入を繰り返すうちに だんだんと全体が見えて来て、試験前までになんとか通しで出来るようになりました。
私は、家庭の事情もあり毎回出席することができず講座も早退する状態でしたが 先生は補講の時間をとれるだけとって下さり、形になるまで付き合って下さいました。
面倒見の良い先生の的確なご指導のお陰で無事合格することができました。
集中して金槌に鑿を使い、ホゾを組み留めを完成させていった時間はかけがえのないものです。
一級家具製作技能士として香川県でいろいろな人に木工の楽しさを伝えていけるよう頑張りたいと思います。
本当にありがとうございました。
2017年家具製作技能士検定対策講座 募集要項および参考記事

2016年家具製作技能士検定対策講座 募集要項および参考記事

「2017年 講座を終えて」 本講座講師:山本義行

昨年から引き続き、今年も開催した家具製作技能士受験対策講座。 今年は1級も開催で、昨年の申し込み人数をはるかに上回り、1級5名に 2級15名となり人数の多さと、遠方からの参加にびっくりし、この資格取得に挑戦される事に嬉しく思うのと同時に全員を合格させないとというプレッシャーがありました。
2017年 2級検定対策講座について
家具屋で働いていても全く手加工をしない方、木工作家さん、職業訓練校卒業生、と様々な方が挑戦され、 初めは不安な表情を浮かべていた方たちも次第に自信の表情に変わっていき、 昨年と同様受講生全員が一体となり「全員合格」という目標になり本番に望むという大きな力が生まれ、結果15名全員が合格されました。
この経験は単に合格だけではなく、約半年間一緒に戦った方たちとも繋がり、これからの経験に必ず生きてくると思います。
本当におめでとうございました。そしてありがとうございました。  
講座内容は、昨年の受講生からの声や、反省点を活かし手順書作成や講義内容を分かりやすくお伝えできるよう改善しました。
手順書は伝わりやすく理解しやすい内容になっていたのですが、生徒さん達が覚えないという事態になり少し焦りましたが、最終的には内容を覚えて頂けたので、結果心強いものになったかと思います。
また、昨年の本試験での経験を甘く見てしまった事もあり、試験当日、 作業手順を迷わせてしまうという結果になってしまいました。
今後は、この経験を活かし改善に努めようと思います。
2017年 1級検定対策講座について
昨年2級を受験され、引き続き受験資格がある5名の方が挑戦されるとの事で始まり、知った顔ぶれの方たちに安心しながらのスタートでした。
初めての1級講座だったのですが、初回授業後の感想は さすが2級を合格されただけあって飲み込みが早く感じました。
後半になるにつれて、2級より格段と難しくなる内容になんとか付いてこられ、あとは自主練や補講を頑張られ2級の時と同じく「全員合格」を目標に本番に臨まれました。
結果、5名中3名が合格であと2名が学科のみの合格という結果になってしまいました。
講義内容はややこしい仕口の墨付けは手順書を作成し、昨年皆さんが2級検定対策講座を受講した時よりも分かり易くお伝えできるよう改善しました。
そんな中、私の手順書をもとに、さらにご自身の分かり易い手順書を製作され る方もいらっしゃって、その努力に頭が下がる思いでした。
とは言え2名の方が落ちてしまった結果を重く受け止め、今後の内容の改善に努めていこうと思います。