今日の制作風景2015-11-18
このところ天気が良くない日が続いています。
今日も雨の中、教室に通われている生徒さんの中から何人かの作業を見せてもらいました。
午前の授業では
Sさんが硬いカリンのスプーンを、彫刻刀で彫られていました。
思っていたほど加工がしにくくはなかったそうです。
Tさんがこちらもカリンを使って、来年の干支猿を糸ノコで切り抜かれていました。
毎年これくらいの時期になると、干支の置物を作られる方が増えます。
何枚もの板をはぎ合わせるため、ジョイントカッターで溝を掘られていました。
この板はご友人からもらったもので、長椅子の座面になるそうです。
Iさんは前回の授業で一度ウレタンを塗られているので、2回目の塗装の前にけば立ちをとるために磨かれていました。
午後の授業では
Hさんがブラックチェリー材を旋盤でお皿をつくられていました。
何用のお皿ということではなく、あった材から取れるサイズのお皿を作られているそうです。
こちらでもAさんが旋盤を使われていて、パープルハートのボールペンをつくられていました。
前にも朴でボールペンを作られていたのですが、ペンターニングは何本も作られる方が多いです。
Sさんは引き出しの前板をトリマーで削られていました。
家でも木工をされるので、工具を整理するための箱だそうです。
Hさんは加工したあられ組がきちんと入るか、試しては削りを繰り返して調整をされていました。
あられ組がきついと割れてしまい、ゆるいと隙間になってしまうのでここは気の使う作業です。
今日は18名の生徒さんが木工教室に来られていました。
教室では皆さん自分の作りたいものを作られているので、作られるものもバラバラです。
木のものづくりがしてみた、という方はぜひ一度見学からどうぞ。