海苔箱2016-01-31
「海苔箱」
つくる前に見本を見せてもらった時が海苔箱との初めての出会いでした
2つ同時につくられ、写真右は桐、左は杉の木を使われ
側板に上から3枚組と7枚組の加工をして接合し
底板は側板の内に溝を彫ってはめ込み
天板は少し大きめの板をボンドで接着して側板の寸法に削り合わせ
蓋の無い箱の完成!
それを組手の分かれるところで切り離して木目の繋がる蓋にされました
蓋を開けると
底に和紙を貼った取り出せる薄い箱が入っています
この箱を側板より少し上に出すことで蓋がズレずに閉まる構造
3枚組で組まれた中箱を取り出すと
その下には
底板に丸く開けられた穴に、ステンレスの炭入れが入っています
なんと!!この炭入れは、
生徒さんのご主人がつくってくれたものです
木は奥様、金属はご主人担当のコラボレーション作品
ステキでしょ~
皆さん気になる?この海苔箱の使い方は
和紙の上に海苔を置き、炭入れにいこした炭を入れて
透かしの模様から空気が出入りするので、蓋を閉めて置いておくと
パリパリの海苔に仕上がるみたいです
この箱で焼いた海苔を食べてみたくなりました