ジュエリーボックス
2019-04-18

 

「ジュエリーボックス」

 

教室では珍しい海外のデザイン

複雑な接ぎ手で組合され

オイルのクリア塗装で仕上げられたジュエリーボックス

使われている木と4本の脚付き箱デザインから

海外の作品を連想してしまうのでしょうか

写真では伝わりにくいですが

高級感と存在感がものすごかったです

 

箱の下部分は引き出し

上開きの蓋は蝶番で開閉できステーの金物で止まる構造

箱の内側には布を貼られています 

 

下に向かって広がる脚は

インドローズの角材から削り出し

 

蓋はウエンジで組まれた枠に

ブビンガの鏡板をはめ込まれました

 

主材として使われているブビンガの板が曲者で

硬く、反り易く、木目が複雑で鉋を掛けれない

この木を使うだけで作品の難易度が何倍も難しくなります

その分この作品の様に綺麗に仕上げると

素晴らしい輝きと独特の魅力を作品に与えてくれます 

教室に新しい風を吹かせてくれるそんな作品との出会いでした