時計2016-01-22
生徒さん作品
「時計」
こんな時計と出合えるとは
木材はウェンジと言う黒い木を使い
裏を掘り込んで時計のムーブメントを収められたこの作品
キラキラ光る文字盤は
アワビの内側を糸鋸でカットし、磨き上げて埋め込んだ螺鈿細工
木の表面を掘り込んで、これだけ形の違う貝殻を正確に象嵌するのは
かなりの技術力がないとできません
ウェンジは粘り気が無いからすぐに欠けてしまう難しい木材なのに・・・・
そして、これで終わらないのが生徒さん
なんと薄い針は竹を加工した自作
何度も割れる失敗を繰り返してつくられました
木と竹と貝の特徴や色を複合させて
こんな素晴らしい時計をつってしまう技術とアイデアに
驚くことしかできませんでした