花台2017-07-21
「花台」
一位の耳付板との出会いから制作することが決まった作品
一位の表情を一番活かせるオイルのクリア塗装仕上げ
棚板と側板との接合はトリマーを使っての雇い実継ぎ
両耳付き板で直線が無く加工よりも墨付けに本当に苦労されていました
棚板は扇状にカットして耳を活かし
側板は曲線をそのまま使い
高さが違うデザインで扇状に組まれました
墨付けと同じく、扇で曲線の部材を本組するときのクランプ掛けは
どうやったか?思い出せないほど複雑に絡み合っていました
木の魅力を最大限に活かすべく、曲がりも捻じれも耳もでデザインにされました
生徒さんから使用風景の写真を見せてもらいました
部屋に樹があるみたいで素敵過ぎます