二段抽斗2016-02-18
「二段抽斗」
小物を片付けるために制作された制作
引出しの底板と側板以外は堅い花梨を使い、
木の色を活かすためにオイルのクリアで仕上げています
箱の四方はあられ組で接合
一枚の花梨の板から木の使い方を計算して材料を製材することで
白太(白い部分)が四方を一周する珍しい仕上がりへ
板との出会いと、活かす技術がないとこうはなりません!!
側板と可愛いツマミは白色で柔らかいシナの木
可愛いツマミは、糸鋸でカットした形に
バーニングペンで焼いて絵を書きつくられています
側板の素材を変えることで
7枚組の組手で前板に色の違いを出されました
組手は接合するだけでなく、
この作品のように違う木を組み合わせることで
意匠にも大きく影響を与えます